コロナの感染が世界的に懸念されている中ではありますが、世界のテニスと同じ様に国内のテニスもそれなりに例年通りに開催されました。
ただ、ほとんどの大会に帯同者の人数制限があったり、体調のチェックシートやネットでの登録が必要だったりとコロナの前とは異なる点も多いです。
関東大会
コロナでほとんどの大会がなくなった2020年度とは異なり、関東大会も全国選抜予選、全日本ジュニア予選、RSK予選、中牟田予選、KTAと開催されました。
会場は今までは白子のみでしたが、群馬県にある清水善造メモリアルテニスコート(ハードコート)も使用されるようになってきました。
また、コロナ対策で会場入り口での検温、アルコール消毒、帯同者の制限(選手一人につき1人まで+所属クラブコーチ1名)、事前の体調チェックの登録などが実施されました。会場ごとに異なりますが、選手のみが入れるゾーン、帯同者や選手・コーチなどの許可された人が入れるゾーンに分けられていました。
帯同者でない人が全く試合を見られないわけではありませんが、見られる場所が限られているため、見づらかったり、コートの場所によっては見ることができないこともあります。
健康管理情報システムHeaLoにより、大会前後の日程の体温や体調を入力し、当日の受付時にQRコードを見せることで会場に入場可能になり、その日ごとに色の異なるリボンなどの目印が渡されます。
全日本ジュニア
例年通りU12とU14はQFまで江坂で、U16とU18は靭で開催されました。
例年と異なることは関東と同じ様に体調チェックや帯同者の管理などがあったことです。
また、試合初日の受付時に選手にはPCR検査を行いました。これはまだ、時期的に子供たちの世代にはワクチン接種が進んでいなかったためと思っています。2021年秋~冬に日本国内で開催されたITFjrの大会ではワクチンの2回接種が確認できるもの、もしくはPCR検査陰性の証明(医者が発行するものでなくてよい)を受付時に見せるようになっていました。
現地での練習も今までは当日コートに行って名前を書いて練習する形でしたが、今年は事前に各クラブや学校ごとにコート予約時間の希望を提出し、その希望を元に場所と時間が割り振られる形に変更されました。これは現地で人が集まりすぎることを避けるためと思われます。また、試合後のコートの開放もなくなりました。試合が終わったら友達の応援はせず速やかに帰るようプログラムにも注意が記載されていました。
JTAの大会への参加
コロナでジュニアの大会がほとんどなくなっていた2020年でしたが、大人のJTAの大会は一時全く開催されていない時期もありましたが、ジュニアの大会よりは早く開催が始まりました。それもあってか、JTAの大会にジュニアが参加することが増えたように思います。
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