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エイジアップは1つ上の年齢区分まで
関東公認大会のポイントとランキングについてはこちらの記事をどうぞ。
[blogcard url=”http://tennis-support.net/2017/10/06/%e9%96%a2%e6%9d%b1%e5%85%ac%e8%aa%8d%e5%a4%a7%e4%bc%9a%e3%80%80%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0/″]
ジュニアのテニスの試合は年齢ごとに分かれて試合を行います。
10歳以下、12歳以下、14歳以下、16歳以下、18歳以下と2歳ごとに分かれています。
関東公認の大会では12歳以下~18歳以下までの区分の試合があります。
エイジアップ=実際の年齢区分より上の区分で出場すること
関東公認の大会では得たポイントで認められるのは1つ上の年齢区分に出場したときだけです。
出場するだけならいくつ上の区分でも出場できます。
ただ、それで得たポイントがランキングに反映されるポイントとして加算されないだけです。
例:U10(under10=10歳以下)の区分の子はU12で得たポイントのみ反映され、U14やU16、U18に出場したとしてもそれで得たポイントは加算されません。
エイジアップすると同じ戦績でもポイントは2倍になる
エイジアップして大会に出場すると、年上と戦うことになる確率が高く、勝てない可能性は高くなります。
それでも、なぜエイジアップして出場するのか・・・。
それは同じ戦績でもポイントが2倍得られるからです。
実際のポイントを見てみましょう。
1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
U12 | 35 | 26 | 20 | 15 | 11 | 8 | 6 |
U14 | 75 | 56 | 42 | 32 | 24 | 18 | 13 |
上の項目の1=優勝、2=準優勝、4=ベスト4です。
左の項目は年齢区分(12歳以下、14歳以下)です。
4Cの試合の本戦は32ドローで行われることが多いです。
48人のエントリーがあったとして、本戦に16人がストレートイン。
残りの32人が本戦の16枠をかけて予選決勝を戦います。
ポイントがあまりなく予選から試合するとして
・U12で出場した時→6ポイント
・U14で出場した時→13ポイント
となります。
エイジアップしてU14で出場すると、U12で出場した時の2倍以上のポイントを得られることになります。
U14で得られる13ポイントをU12で取ろうとしたら、ベスト8以上にならないと取れません。
ベスト8になるには必ずシード選手を倒さないといけません。
それなりの実力がある人は問題ないですが、なかなかシードに勝てないレベルの子にしてみたらこのポイントは大きいんですよ。
このたとえ初戦負けだとしてももらえるポイントのことを「出ただけポイント」と呼んだりもします。
エイジアップして出ると、この「出ただけポイント」が高いので、エイジアップして出場する選手がいるわけです。
しかも、年齢区分が上がるにつれて出場人数は減少傾向なので、U12は予選2回勝たないと本戦に上がれないのに、U14では1回勝てば上がれるなんてことも。
ポイントのためにばかばかしいとも思います。
実力つけて勝てるようになればいいでしょ、とも思います。
でもとりあえず「それなりのポイント×5試合分」があれば、そこそこランキングがつきます。
そうすればドロー数が限られた試合で足切りされずにすみます。
これが意外と大事なんです。
ポイントがたらないと、出たい試合にすらでれないことだってあるんです。
エイジアップしてでもそれなりにポイントをため、それから自分のエイジでしっかり勝負していくのも1つだと思います。
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