新型コロナによる海外ATP、WTA大会の影響

3月途中から男女ともプロテニスツアーは新型コロナウイルスによるパンデミックで中断されていますが、閉鎖されていたヨーロッパやアメリカの行動制限が解除されてきている動きとともに、テニスツアーも開催の目途がたってきました。

少し前からヨーロッパではプロテニスプレーヤーもようやくテニスコートで練習することが可能になったり、国内で無観客での試合が開催されたり、少しずつではありますが、テニスの世界も日常を取り戻しつつあります。

ただ、ここにきてジョコビッチ主催で開催された大会で選手がコロナ陽性となり、他の選手にも感染が確認されるなど、完全な収束とはなっていません。日本と違い海外ではハグだったり、マスクつける習慣がなかったりなので、感染防止策の徹底は難しいのかもしれません。

８月からはツアー再開予定

最初の大会はWTA（女子テニス協会）の８/３～の週に始まる「パレルモ女子オープン：イタリア、クレー）」

ATP（男子プロテニスツアー）は８/14～「シティオープン：アメリカ、ハードコート」から再開予定。この大会は女子の大会も開催されます。

次の週には男女共催で「ウェスタン＆サザンオープン：アメリカ、ハードコート」が例年とは場所を変えて、ＵＳオープンと同じ会場で開催予定。

そして、8/31～は「ＵＳオープン：アメリカ、ハードコート」で開催予定です。

ＵＳオープンは無観客

• 予選がなく本戦のみ（128名。うちランキングで120名、ＷＣ8名）
• 男女それぞれのダブルスは３２ドローに。シングルスに出場できない選手のみダブルス出場可能
• ジュニア、車いす、ミックスダブルスはなし

6/23時点での情報なので、車いすテニスなどは開催できるよう動いているようです。

フレンチオープンは9/27～

5月開催予定だったフレンチオープンは9月への延期を発表していました。6月のウィンブルドンは中止されました。当初の延期予定からさらに1週間遅らせ、2020年のフレンチオープンは予選が9/21～9/25、本戦が9/27～10/11と発表されました。