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草トーでたくさん試合をしよう。試合を経験することが日々の練習のモチベーションのUPにつながる!

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公認大会では試合経験をつむのはむずかしい

関東公認の大会はそのポイントでランキングがつき、都県大会→関東大会→全国大会とつながっていきます。しかし、関東公認の大会は5000円前後のエントリー料を払うにも関わらず、負ければ1試合しか戦うことができません。
負けたら1試合で終わりになってしまう関東公認の大会についての記事はこちら。


ファイナルまでいく実力のある子は、本戦からのスタートだとしても5試合することができます。
でも、負けてしまえば1試合で終わりです。
まだ勝ち上がるだけの実力がない子にとって、関東公認大会での試合は強い子との実力の違い、強い子の強さを学ぶ機会にはなるとは思います。しかし、その子の試合の経験を積ませるということには、関東公認大会は向いていません。

試合経験に一番いいのは草トーに出ること

競技テニスの練習を頑張り、関東公認大会に出場することも大切ですが、その前にたくさんの草トーに出場し、たくさんの試合経験をつみましょう。草トーで同じぐらいのレベルの子とたくさんの試合をすることで、子どもはいろいろなことを思います。

  • ダブルフォルトをなくしたい
  • もっとちゃんと相手のボールを返せるようになりたい

これらは普段、コーチからいろいろ言われ続けていることなはずです。
「サーブはちゃんと入れろ!」
「まずはしっかりボールを返せ!」
まぁ、コーチによってはこんな口調ではないと思いますが、こんな内容のことはコーチから言われ続けているはずです。
でも、どれだけ練習中にコーチが言い続けても、子供がそれをやろうとしなければ、意味がないんです。

試合に勝ったり負けたりすることで、子供がそのことを心から実感します。草トーでたくさんの試合を経験することで、子どもたちがどうやったら試合に勝てるようになるのか、強い子はなんで強いのか自分で考えるようになります。
「ダブルフォルトしなければ、あの試合勝てたかもしれない。ダブルフォルトしないようにサーブ練習がんばらないと!」
「がんばって相手に返し続けたら、強い子からもポイントが取れた!今度はもっと相手の嫌がるところに、ボールを返せるようになりたい!」
たくさんの試合を経験することで、

  • できたこと
  • できなかったこと
  • もっとがんばりたいこと

これらのことが明確になってきます。試合後にある日々の練習で、自分ががんばらないといけないことが子供自身がわかっているので、その練習にも身が入り、意識の高い練習ができるようになります。
コーチからあれやれ、これやれと言われても、それはやらされている練習なので、それなりにテクニックはつきますが、本当の強さには結び付きません。草トーでの試合経験をたくさん積むことで、子供がいろいろ考え、日々の練習のモチベーションの向上につながります。この日々の練習のモチベーション向上が意識の向上につながり、それが少しずつ積み重なり実力のUPになります。
ほとんどのテニススクールが、レッスンは1面に大人数が入った球出し練習やポイント練習なはずです。1面を1~2人の選手とコーチとで使って練習できる環境の子は全国区の子であってもあまりいないと思います。そんな練習の中強くなるには、本人の意識、心がけが一番大切です。同じ練習をしていても、その意識次第で練習の強度、練習の意味は大きく変わってきます。

意識の高い練習には試合経験は必須!!

強い子の意識の高い練習についての記事はこちらに書いています。

試合に出ることで普段の練習の時に、試合で戦うことを意識したボールを打てるようになります。
これこそが意識の高い練習であり、その意識の高い練習が実力の向上につながります。子どものレベルがあがってくれば、関東公認の試合で高いレベルの試合経験を積めるようになります。子供の現在のレベルを客観的に親が判断し、どんな試合に出るのがいいのか考えてあげることが大切です。そのためにもたくさんの草トー情報を集めましょう。基本、草トーの情報は開催しているスクールのHPなどに載っていて、いろいろな草トーの試合が一覧になっていることはないです。お父さんお母さんの情報収集が大切です。

草トーは勝ち負けを気にせず、試合の緊張感の中いろいろ挑戦させてあげよう

試合に出始めた頃は、セルフジャッジをし、コールをしながら、試合を最後まで終わらせるだけでもすごく大変なことです。その子のレベルによって、試合中に求めることも変わってくるとは思いますが、基本は草トーは勝ち負けを気にせず、いろいろチャレンジさせてあげましょう。関東公認の試合や都県大会は、子供なりに緊張して試合をするため、なかなか普段通りのプレイができません。草トーでたくさんの試合をすることで、試合の緊張感の中でもプレイできる幅を広げることができます。草トーとはいえ試合は試合なので、そのへんの緊張感を子どもにはしっかり与えつつ、その緊張感の中楽しんで試合ができる、どんなプレイも許容する雰囲気をお父さんお母さんは作っていきましょう。

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