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テニスコートのサーフェスはいろいろな種類がある。それぞれの違いを理解しよう。

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テニスコートのサーフェスはいろいろな種類がある。それぞれの違いを理解しよう。

テニスコートのサーフェスはいろいろな種類があります。
そもそも、サーフェス(サーフェイス)とは「表面」のことです。
それぞれのサーフェスにより特徴もありますし、靴も変わってきます。

サーフェスの種類

  • オムニコート
  • ハードコート
  • クレイコート
  • カーペットコート
  • グラスコート

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オムニコート

「オムニコート」は砂入り人工芝のことです。
オムニコートという名称はとある企業が作った砂入り人工芝のことを指すのですが、今はみんなの認識として、「オムニコート=砂入り人工芝」になっている感じがします。
多少の雨でも使用することができ、水たまりができるまでは試合をやったりします。
イメージするのはグリーンの人工芝だと思いますが、場所によっては一見クレイコートに見える茶色のオムニコートもあります。



水はけがよく、手入れが簡単なため、日本ではかなり多いサーフェスです。
日本の公営のコートはオムニコートの割合がとても高いように思います。
海外にはオムニコートはあまりありません。
オムニ、クレイ用のシューズを使用します。

ハードコート

4大大会のうち全豪オープン、全米オープンのサーフェスです。
セメントやアスファルトの上をコーティングしたコートで、コーティングの種類によってバウンドなどに違いがあるようです。
古いコートでは、ただのコンクリなハードコートもあったりします。
コートの維持が簡単で、コートが乾きやすく、雨上がりでも水がなくなればすぐに試合ができます。



その反面、少しの雨でもすべるので、雨が降るとすぐに使えなくなります。
海外に多くみられるサーフェス。
オールコート用のシューズを使用します。

クレイコート

全仏オープンのサーフェスです。
ヨーロッパのクレイコートは全仏でおなじみの赤土のコートです。
ただ、日本のクレイコートはこれとは全く別物。
かちかちの普通の土のコートです。
維持管理が大変なので、減少傾向ではあるが、体への負担は少ない。
雨に弱く、雨があがっても完全に乾くまでは使えません。
オムニ、クレイ用のシューズを使用します。

カーペットコート

インドアのスクールでよく見かけるサーフェスです。
砂のない人工芝のようなイメージです。
カーペットコート専用のシューズもありますが、オールコート用でも大丈夫です。

グラスコート

天然芝のコートのことです。
全英オープンのサーフェスです。
天然芝なので、手入れがとても大変で日本では佐賀にあるぐらいで、ほとんどみかけることのないサーフェスです。
グラスコート専用のシューズがありますが、一般には市販されていません。

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