食事の中でたくさんとることが理想ですが、なかなか難しいです。食事量が多くない子だと、回数を増やすなどして、少しでも多くとるよう意識が大切です。
コンビニのパンやおにぎりは炭水化物は多く取れますが、タンパク質はあまりとれません。普段の家での食事で卵、乳製品、豆腐、納豆、魚、肉などいろいろなものからタンパク質を取ることが大切です。
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。タンパク質の一番小さな単位がアミノ酸であり、体内で合成できる11種類の非必須アミノ酸、体内で合成できず食事から必ずとらないといけない必須アミノ酸にわかれます。
必須アミノ酸を不足なくとるためにも、いろいろな食材からタンパク質を取ることが大切です。
アミノ酸の形ですばやく吸収
試合後や練習後のリカバリーには、運動後すぐのエネルギー補給が大切です。でも、練習後すぐに食事するのは移動などもあり、難しい場合が多いと思います。
そこで手頃なのが、粉状のアミノ酸。
味はおいしいって訳ではないようですが、試合後や練習後にオレンジジュースと一緒に飲むことが多いです。
テニス業界的にお勧めなのはこちらですかね(笑)
日本テニス協会のオフィシャルスポンサーがリポビタンです。
ラケバの中には必ず入れてあり、練習後に何かしらこれらの物を1袋飲むようにしています。
プロテインもほどよく利用
テニスのエネルギー消費量はとても多いです。食事で得る炭水化物、脂肪のエネルギー以上の運動を行うと、体のタンパク質が分解され活動するためのエネルギーとなります。特に、成長期の子供たちは活動するエネルギーの他に体の成長に使う分も必要です。そう考えると、とても多くのタンパク質をはじめとするその他の栄養素をバランスよく食べる必要があります。
食事の内容をきちんと整えるのが一番大切ですが、プラスアルファの物として、プロテインを飲むのはありかなと思っています。個人的には日本のテニスをしているジュニアが他のスポーツの子と比べて身長が低い傾向にあるのは、(1面当たりの人数が多いため)練習時間が長いことによる睡眠時間の減少と栄養、エネルギー不足だと思っています。
今の子供たちは、勉強に、テニスに、学校にと本当に忙しい毎日です。食事も移動しながら車内でとったり、コンビニで何か買ってすませたりと、満足に取れないことも多いかもしれません。
プロテインを取るのであれば補助的な目的がいいと思います。サプリメントなどと一緒であくまでも食事の追加としてとらえるべきだと思います。
有名なザバス(明治)、グリコ、森永のプロテインです。一昔前はココア系やバニラ、ストロベリーなどでしたが、最近はさわやかに飲める物も増えています。
コメント
コメントはありません。