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関東公認大会では試合は負ければ終わり。1セットマッチの試合も多く、経験にはなりずらい。。。

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関東公認の大会は年間70試合以上ありますが、そのほとんどがグレード4Cの大会です。4Cの大会は1セットマッチの大会が多いです。

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海外では3セットが多い

日本の大会でも3セットの試合が増えてきました。都県大会など全国大会につながる大会は3セットの試合が多いです。
1セットの試合と3セットの試合では体力的にも作戦的にも異なってきます。日本でもすべての試合が3セットになってほしいものですが、1試合にかかる時間も増えますし、そのぶんコート数はたくさん用意しないといけません。運営する側から考えると厳しいのかもしれませんね。

ポイントを取るために公認大会に出続けないといけない

関東ランキングのポイントはそのポイントをとってから1年経つと消えます。ポイントは1年間しか有効ではありません。そのため、さらなる高ポイントをとるために、ポイントを維持していくために、試合に出続けないといけないくなります。
公認大会はレベルの高い子も多く出場するので、その子たちとの試合はいい経験になります。ただ、負けたらおしまいです。予選1Rで敗退する子は1試合しただけでおしまいです。勝ち上がれるレベルの子は数試合できますが、勝てない子は1試合しかできず、そこで得られる経験も少なくなります。


公認大会以外の練習試合にもたくさん出よう!

関東公認大会以外の大会も関東内ではたくさん開催されています。
これらの大会は「草トー」と呼ばれています。「草トー=草トーナメント」のことで、公式戦ではない練習試合だったり、いろいろな人が出場できる小さな大会のことを指します。

  • 関東公認大会→ポイント獲得のため
  • 草トー→経験値UPのため

と考え、子どもの経験値をあげるために、積極的に草トーにも参加しましょう。
特に、試合に出始めの頃は、公認大会ではほとんど勝てません。夏休み、冬休みなどの、試合数が多く試合が被るためドロー数が減り、出ただけポイントが増える時期にのみ関東公認大会に出てポイントを取り、他の時期は草トーで経験値をあげるほうが実力UPのためにはいいと思います。
草トーであっても、関東大会クラス、全国大会クラスの子も出場していることもあります。というか、強い子のほうが、時間が合えば、たくさんの草トーに出ています。強い子はたくさんいろいろな試合に出て、いろいろなレベルの中でもまれることが経験値UPになることがわかっているからです。
また、関東公認大会は負ければ終わりなのもあり、負けたらすぐ帰ってしまいます。草トーは何試合もできるので、待ち時間もあり、その時間でいろいろな子と友達になることができます。保護者どうしのつながりもできます。ダブルスを組むときなど、知り合いは多いに越したことはないので、積極的に保護者どうしの交流もし、連絡先も交換しましょう。


せめて公認大会もコンソレがあれば・・・

アメリカから日本に引っ越してきた人から、「USTAの試合は3セットの試合が最低2試合できるのに、なんでこっちの大会は5000円も払うのに負けたら1試合しかできないの!しかも1セットマッチだし!」と言われたことがあります。英語でベラベラと話してきたので、全ては聞き取れていませんがたぶんこんな内容でした(笑)
海外の大会は1つ目で負けてもコンソレがあり、最低でも2試合できるようにしてあることが多いようです。日本でも子どもたちの経験をあげるために、せめてコンソレをして、負けた子でももう1試合できるようにしてくれると、本当にうれしいのですが。。。狭い日本の限られた面数のコートで試合を開催しているから、なかなか厳しいことだとは思いますが、エントリー料5000円ほど支払って、負ければ1試合しかできない今のシステムはちょっと考えてほしいなぁと思ってしまいます。

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